【小学1年生・2年生】子どもへのNGな声かけは? やる気を引き出す褒め方・声かけ(前編)

2018年08月06日 小学生の学び 子育て

【小学1年生、2年生】子どもへのNGな声かけは? やる気を引き出す褒め方・声かけ

いつまでも机に向かわないお子さまにイライラして、つい声を荒げてしまう……。そんなことはありませんか?

本当にやる気を引き出したいなら、声かけの仕方にはもっと気をつけたいところです。ただ責める、決めつける、具体的でない、表面しか見ていないなど、お子さまのやる気をそいでしまう、ダメな声かけの例を押さえておきましょう。


叱ってやらせるのではなく、「やらない理由」を考えてみるのがスタート


お子さまは単になまけているだけではないかもしれない

お子さまが勉強に取り組まないことを、単に「なまけている」とか、「遊びや楽しいことに気を取られている」と決めつけていないでしょうか。お子さま自身も、宿題をやらなければ学校で困ること、成績が悪くなると嫌な思いをすることは分かっているはず。まずは、どうしてお子さまが勉強に取り組もうとしないのか、よく観察したり、話を聞いたりしながら理由を考えてみてください。

例えば、何からどうやって始めるかといった「具体的な取り組み方が分かっていない」ケースや、宿題や勉強にかかる時間の見積もりが常に甘く「時間管理の仕方が分かっていない」ケースなどはよく見られます。きょうだいがちょっかいを出したりして「気の散りやすい環境である」など、お子さま側の理由だけでないケースも、案外見逃しているかもしれません。ここで理由に見当がつけば、声かけの内容も違ってくるはずです。


これを言っては逆効果! 事例でみる「NGな声かけ」


NG声かけ1:やらないことをただ責める、できないと決めつける声かけ

いつまでも遊んでいる姿に業を煮やしてつい口にしがちなのが、「やったの?」「いつ始めるの?」とただ責める言葉。こちらが感情をぶつけてしまうと、お子さまも感情的に反発してしまいます。また、「後でやる」「大丈夫」と言ったお子さまに対して、「そう言って前もやらなかった」「いつもできないから言っている」と過去を持ち出すのも危険です。保護者は見通しの甘さに気づかせたいと考えていても、お子さまは「できないと決めつけられた」気持ちになってしまうものです。


NG声かけ2:勉強する目的やゴールを見失うような声かけ

たとえ大人でも、面倒な仕事や家事などは、終わる見込みがつかないとやる気にならないもの。お子さまに「遊ぶのは勉強が終わってから」と明確なゴールを示さずに強制するのも同じです。宿題のように一度にやる分量が決まっているものであればいいのですが、問題集やドリルなどは「どこまでやる」「○時までやる」など、しっかりゴールを決めてあげるようにしましょう。ただし、「勉強したら○○をあげる」「○時まで勉強する代わりに晩ごはんまでゲームしていいよ」と、直接物や条件で釣るクセをつけてしまうのは、勉強の目的がすり替わってしまいますから、お子さまのためになりません。


NG声かけ3:学んだ内容ではなく、量を端的に評価する声かけ

問題集やドリルなど「ここまで進んだ」「まだこれだけしかできていない」と、こなした量だけを見て褒めたり叱ったりしてしまうと、お子さまはじっくり取り組もうとせず、悪い意味で拙速に走るようになってしまいます。答え合わせだけしてあげるのではなく、しっかり考えて問題を解いているかを見守ったり、できなかったところは「明日はやり直しから始めよう」と声をかけるなど、勉強中の様子や勉強のやり方についてもしっかり目をかけてあげたいところです。


「どう声をかけるか」だけでなく、お子さまと向き合う気持ちで


「こう言えば大丈夫」な言葉はお子さまによって違う

「こう言えば大丈夫」な言葉はお子さまによって違う

しっかり目をかけるといっても、保護者のペースで焦って何度も声かけをしては、お子さまを追い込んでしまったり、反発を招いてしまいます。一度声をかけたら、じっくり待つ気持ちも大切にしたいところです。そもそも声かけにおいて「こう言えばどんな子でも大丈夫」という言葉はありません。お子さまに合う言葉を見つけるためにも、できれば声かけだけでなく、普段の姿や勉強する様子を見守ったり、親子で一緒に勉強に取り組んだりしてみましょう。

次回は具体的にお子さまのタイプ別の、ベストな声かけについてご紹介したいと思います。


ライター:小芝 泉

学童保育に携わるかたわら、Webライターとして活動中の40代。仕事で多くの子どもたちと触れ合ってきた経験や、大学生の息子・高校生の娘を育ててきた経験から、学童を利用する保護者の相談に乗ることも多い。


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