今、教育界で話題! お子さまの「非認知能力」の育み方(後編)

2018年07月25日 小学生の学び 就学前の学び 子育て

2020年度より新しい学習指導要領が小学校から順次全面実施となります(※1)。今回の改訂ポイントと大きく関わるのが、今、注目されている「非認知能力」です。非認知能力とは何かご存じでしょうか? 学研教室では創設時から、非認知能力に関することを理念や指導方針の中でうたっています。学研エデュケーショナルの教務部で教材編集にたずさわり、最先端の教育情報にくわしい田中麻依子室長にお話を聞きました。

(記事:学研エデュケーショナル教育情報新聞「みどりのなかま」 2018年4月号)

  • 1 2020年度に小学校、2021年度に中学校で全面実施。


挨拶はコミュニケーション力育成の第一歩

挨拶はコミュニケーション力育成の第一歩

学研教室では、入退室時の挨拶も、コミュニケーションの基本と考えています。社会で人とうまくやっていくコミュニケーションの第一歩として、入退室時の挨拶からしっかり指導しています。また、わからないときに「わかりません」と言えるかどうかといったことも大切です。学校や社会など集団生活の中では、まず、言いたいことを言える、意見や主張ができる力を身につけなくてはなりません。これができないと、そのコミュニティでの居心地が悪くなってしまうでしょう。


教材にも非認知能力を伸ばす工夫を凝らしています

教材においても、非認知能力の育成を意識した工夫をしています。たとえば、これは一例ですが、9級(小学1年生相当)以降の教材には、お子さま自身が始めの時刻と終わりの時刻を記入する欄があります。

教材にも非認知能力を伸ばす工夫を凝らしています

これは、時計のよみ方や時間の計算につながるという目的もありますが、時間の経過を意識するという効果もあります。

「見通しを立てて物事を進める力」も非認知能力の一つといえます。日々の学習で、時間を意識することによって、自分で計画を立てて学習を進めたり、学習を振り返ったりすることにもつながるのです。


家庭では家事の手伝いがそのきっかけに

お子さまの非認知能力を伸ばすには、家庭でできることもたくさんあります。ぜひ、家事の手伝いに積極的に取り組むよう促しましょう。たとえば、料理や掃除、洗濯物をたたむ……といった家事の手伝いを通して、段取りを考え(計画性)、自分でできたという達成感や自立心、役に立てたという自己肯定感を育てることができます。そして食事のときに人数分の食器を食卓に出す、ホットケーキを人数で等分する、といった体験は、算数につながる体験となります。計算や数、量の概念も「算数」として学ぶだけでなく、リアルな生活と結びつけていくほうが定着しやすいのです。

これらは、将来、お子さまが学習に向かっていく力の基礎となるとともに、結果的に非認知能力を伸ばすことにつながります。


非認知能力を伸ばすことが、「生きる力」につながるカギ

非認知能力を伸ばすことが、「生きる力」につながるカギ

これからの時代を生きるお子さまには、獲得した知識や技能を土台に、思考力・判断力・表現力を駆使して、社会の中で多様な人と関わりながら生きていく力が求められます。そのためには非認知能力を伸ばせるかどうかがカギとなってきます。

学研教室では、学習のみならず、徳育面の指導も含めて、自制心ややり抜く力といった非認知能力の育成もお手伝いしておりますので、どうぞ安心してお子さまをお預けください。


学研教室での非認知能力育成の取り組みについてはこちらから

今、教育界で話題! お子さまの「非認知能力」の育み方(前編)


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