小2娘の「プログラミングっておいしいの?」第7回~奥深きプログラミングの世界~
2018年07月23日 行ってみた・やってみた 学研ゼミを使おう 小学生の学び
こんにちは! IT・エンジニア系企業に勤務している夫と、小学生2年生の娘と一緒に、学研ゼミのプログラミング学習サービス「ポコタス★Do(ポコタスドゥ)」を楽しんでいる、ワーキングマザーです。
難易度が上がるにつれて、ますます面白くなってきた「ポコタス★Do」。「単なるゲーム」と思うなかれ、プログラミングへの気づきが「半端ない」んです。
■プログラミングに正解はあるの?
前回、「スキャン」機能を知り、使い方を把握した娘はどんどんゲームを進めていきます。
コンパイラ姫一行は、さらなる武器を手に入れるために、「オーバークロックストーン」をゲットしようとしています。
しかし、またもや邪魔者であるグレーエネミーに囲まれてしまい…。グレーエネミーを撃ち落として、オーバークロックストーンまで進まねばなりません。
自分の力でブロックを組み立てていく娘。途中で何度か失敗してしまうわけですが、「作り直そう」というわけではなく、「どうすれば目の前の問題が対処できるか」を考え、解決しているようです。
しかし…、そうすると、プログラミングのツリーがどんどん長くなっていくのです…。
Doボタンで結果を見てみます!
クリアできました! しかし、確かにクリアはできているのでよいのかもしれませんが、本当にこれが正解なのでしょうか…?
夫「うーん、プログラミングに正解はあって無いようなものだからな~」
夫によれば、プログラミングにおいて課題をクリアする方法はひとつではなく、いろいろな方法があるとのこと。つまり、クリアしていてもそれが唯一の方法とは限らないのだとか…!
つまり、これまで思うままに「ポコタス★Do」で楽しんできましたが、この連載でみなさまにお見せしてきたプログラミングが唯一の「正解」というわけではないのです!
もしかしたら、ふたりのお子さまに同時にトライしてもらったとしたら、ふたりともクリアはできても違うプログラミングになっている…なんてこともあるのでしょうか? 興味深いですね!
■どんどん長くなるプログラム…?
さらに、どんどん長くなっていくプログラムを一緒にみてもらった時のこと。
夫「初心者のプログラムはどんどん長くなるものなんだよ…」
私「え? 長いとだめなの?」
夫「同じ課題のプログラムでも、いかに短くシンプルに課題をクリアできるかが、プロの仕事なんだ」
初心者は目の前の問題を解決することに必死になってしまうけれど、慣れてくると効率化を追求して無駄な
プログラムはとっぱらい、ショートカットするかのごとくクリアさせるものなのだそうです。しかしながら、娘はまだ「初心者」。娘には、まず目の前の問題を解決してクリアにする体験を最優先させたいと私は思っています。
日常生活においても、大人は最適でシンプルな方法を選ぶことができます。ただそれは経験や知識があってこそ。子どもたちには目の前の問題解決に取り組んでくれるほうが、自然と論理的思考を学べるよい経験になると思います。失敗しながら、なぜ失敗したのかを考えたほうが、力がつくのではないでしょうか。
「プログラミングにはいくつもの正解がある」という経験によって、問題を解決したり目標に向かったりするためにはたくさんの考え方があるのだとわかるだけでも、視野が広がりそうですからね!
というわけで、とりあえず今は余計な口出しをせずに娘が考えつくままに「ポコタス★Do」を楽しんでもらおうと決めた母でした!
次回(第8回)もお楽しみに。
ライター:しろくまかあさん
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