親子で挑戦! プログラミング学習!

2018年06月20日 小学生の学び 中学生の学び 学研ゼミを使おう

親子で挑戦! プログラミング学習!

プログラミング教育の必要性が高まっている近年、Scratch(スクラッチ)など、子ども向けに開発されたビジュアルプログラミングアプリについても、少しずつ耳にする機会が増えてきました。

今回は「Scratchが子どもの学習にいいと聞いたことはあるけれど、正直どういうものなのか想像がつかない」と感じていらっしゃる保護者の方へ向けて、プログラミング教室で講師を務める私の体験談や、家庭でも活かせる学習のポイントをご紹介します。


「本当に自分のゲームが作れた!」

以前、私が講師を務めるプログラミング教室へ、あるお子さまが初めてやってきたときのことです。

知らない場所で俯きがちだったそのお子さまは、「プログラミングって何?」「本当に自分でゲームが作れるの?」と疑問がいっぱいの様子でした。

未知の世界に戸惑ってしまい、なかなか積極的になれないお子さまも少なくありません。しかし、いざScratchの基本操作や仕組みを一緒に学習してみると、徐々に「こうすればキャラクターが動くのか!」「じゃあ、こうしてみるのはどうかな?」と、自分から学習と発見を繰り返してくれるようになっていきました。

Scratchでは自分の作ったプログラムを、同じ画面上ですぐに実行することができます。試行に対する結果がすぐに見えるという点も、もっといろいろなことを試したくなるポイントのようです。

はじめは「どうしたらいいの?」と聞いてばかりだったそのお子さまも、一通りScratchに慣れ、ゲーム作りに取り組むころには「自分で考えたいから先生は口を出さないで!」と言うようになりました。私はプログラミングに興味を持ってもらえたことを嬉しく思いながら、そこからは本当に困ってしまったときだけ助言しようと見守りました。

Scratchがいくら視覚的・直感的に分かりやすいアプリであるといっても、そこは初めてのプログラミング。すんなりとはいきませんでしたが、しばらく時間をかけて、そのお子さまは生まれて初めて自分で1つのゲームを完成させました。

「本当に自分のゲームが作れた!」と喜び、大きな達成感を得たのが嬉しかったのでしょう。最初の消極的な姿勢が噓のように「次はこんなゲームを作りたい!」と、新しいアイデアを次々に話してくれるようになりました。


「自分にもできる」と知ることは子どもの成長に繫がる

保護者の方からは「難しいと思っていたゲーム作りが自分にもできると知って以来、今まで及び腰だった他の物事にも積極的に取り組むようになったんです」と、嬉しいご報告をいただきました。

プログラミングに限った話ではありませんが、とにかく何か1つでも計画から完成までを自分で考えてやり通すという経験は、貴重な成功体験として子どもにインプットされます。「あれができたから、これもできるはず」「次はこんなことをやってみよう」と前向きに行動できるようになるきっかけとしても、プログラミング学習が有効であると感じた出来事でした。

また、子どもの発想力は驚くほど豊かなので、教えている側であるにも関わらず「その手があったか!」と驚かされることもしばしばです。ゲームを完成させるために試行錯誤を繰り返したり、完成したゲームを嬉しそうに何度も遊んだりする様子を見ていると、子どもの成長を感じることができますよ。


子どもはこんなところにつまずいた!親子で取り組む際のポイントと対処法

作ったプログラムの複製や消去、スプライト(ゲームに使用するキャラクターなど)の拡大・縮小など、Scratchの基本操作の部分についてはとても速く、直感的に習得する子どもが多いです。しかしその一方、ステージ上でスプライトの位置を示す「座標」の概念や四則演算、変数・乱数など、まだ学習したことのない知識については、なかなか理解しづらいようです。


・困ったときは教材を活用しよう

特に低学年の子どもは「○○かつ△△」「○○もしくは△△」のような、プログラミングの条件式でよく使う言い回しに馴染みがないため、意味がよく分からず戸惑ってしまうことが多いようです。

子どもにとっての難問は、大人にとっても説明するのが難しいこともありますよね。だからといって、堅苦しい説明をして「なんだかややこしい、つまらない」と子どもに感じさせてしまうのは非常にもったいないことです。

そのようなときは、これらの疑問を分かりやすく解説してくれている子ども向けの教材を活用しながら、親子で一緒に疑問を解決してみてください。


・分からないときは親子で一緒に考えてみよう

作ってみたゲームが思った通りに動かないと、「面白くない」と飽きてしまうお子さまもいらっしゃると思います。このような場合にも、子どもに寄り添って「どこが悪かったのかな」「どう改善すればいいのかな」と一緒に悩んであげることが大切です。

子どもの「分からないからやめる」は、「分からなかったけど、考えてみたら分かった!」という、達成感に変換するチャンスでもあります。

お子さまが悩んでいるときは、うまく助言をしながらも「一緒に解決へとたどり着く」姿勢で接するようにしましょう。そして、ゲームが完成した際には、一緒に思いきり喜びましょう。

完成したゲームを親子でプレイしてみて、「ここが良かったね」「次はこういう要素を入れても面白いね」など、具体的な感想を言い合うようにすれば、自然と次のゲーム製作にも繫がっていくはずです。

まずは親子のコミュニケーションの一環として、ご家庭での遊びの1つにプログラミングをうまく取り入れてみてはいかがでしょうか。

ライター みや はじめ

小学生を対象としたプログラミング教室の講師を務める現役ライター。保護者との対話の中で日々プログラミングの重要性を説く。パソコン関連の情報を中心としたライティングの他、ゴルフ関連の記事作成など幅広いジャンルのライティングを手掛けている。


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