チームの中で自分はどうしたらいいの? その方法を学ぼう! イベントレポート:チームビルディング 後編

2018年01月25日 行ってみた・やってみた 学研ゼミを使おう 小学生の学び

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目次
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1.フィードバックはプレゼント!
2.最後に難題・目隠しゲーム・マインフィールドに挑戦!
3.まとめ・保護者の声
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前編から引き続き、イベント担当の本間がレポートします!

※イベントの一部を抜粋してお伝えしています。
前編で、参加者みんなの雰囲気がほぐれて盛り上がってきたところで、KAZ先生から大事な考え方を教えてもらいました。


1.フィードバックはプレゼント!


< ダメな見本から考える >
まず、KAZ先生が話し手、スタッフさんが聞き手となって、ダメな会話の見本を見せてくれました。
KAZ先生が一生懸命お話をしているのに、聞き手の人は、全然目を見てくれないし、聞いているのかわからないような態度です。
このあと「聞き手のどんなところがダメだった?」とみんなに聞いてみると、

 ・相手と目を合わせなかった
 ・適当に返してて、しっかり言ってあげないのが悪いと思った
 ・共感してあげてなかった

とさまざまな声が。
「そう。一生懸命発表したのに共感してくれなかったからさみしかったよ」とKAZ先生。

それから、「どんな風に直せばいいかな?」と聞かれると、

 ・目を合わせて、うんうんうなずきながら聞く
 ・バランスかな。聞き手も大事。相手の立場を考える

では、「お互いをもっと知るにはどうしたらいいの?」

 ・積極的に聞く
 ・意見を聞いてみんなで交流する
 ・恥ずかしくても、「私はこう思うんだけどあなたは?」と聞いてみる

また、「人前で話すことが上手になりたい! という人がいたら、みんなはどうする? どんなことができる?」と聞かれると、

 ・自分が話しかけたりする
 ・その人も努力するし、話しかけられた人もコツを教える
 ・一緒に発表してあげて、「質問とか意見とかありますか?」と聞いてアドバイスをもらう

といった形で、KAZ先生と子どもたちの対話がだんだん広がっていきました。
そして、チームの中で、自分はどんな気持ちで、どんな行動ができるか、考えを深めました。


< フィードバックはプレゼント! >
ここで、KAZ先生から、 「レベルアップするには、お互いにフィードバックを与えることが大事」ということを教えてもらいます。
フィードバックとは、アドバイスに近い意味で、「もっとこうしてみたら?」と指摘してあげたり、情報を相手に伝えたりすること。
その一方で、「フィードバックはきつい言葉になることがある。なんでこんなことできないの? とか言っちゃうこともあるよね。そういう経験ある人もいるかな」というお話もありました。
「相手のことを思って、“ここがすごく良くなってほしいんだ!” “もっと一緒に良くなろうよ!”という気持ちでフィードバックしてあげてね」とまとめの言葉がありました。


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2.最後に難題・目隠しゲーム・マインフィールドに挑戦!


不思議な写真に見えますが、みんなまじめに取り組んでいます(笑)


< ルールと役割 >
目隠しをされた人がフィールドの端からスタートし、障害物(コップやボール)にふれずに、反対側にあるチームカラーのペンをとれたらゴールです。 障害物にふれたらまたスタートからやり直し。

3人1グループになって、以下のような役割分担をします。

 Aさん(行動可)…目隠しされる。Bさんの指示を聞いて、フィールドを動くことができる。
 Bさん(発声可)…フィールドを見ることはできない。Cさんのジェスチャーだけを見て、Aさんに声のみで指示をする。
 Cさん(ジェスチャー可)…声を出すことはできない。フィールドの様子を見て、Bさんにジェスチャーで指示をする。

言葉で説明するととても難しいのですが、 このアクティビティの目標は、チームで役割を決めて、ゴールすることです。


< ゲームの中でフィードバック >
Bさんの指示がわかりにくいと、目隠しをされたAさんはどこに進んでいいかわからず、とても怖い思いをします。
また、3チームの声が飛び交うので、誰に何の指示をしているのか聞き取るのが大変です。
Cさんたちは声を出せないので、ジェスチャーで必死にBさんに伝えます。
しかし、Bさんたちが「右!」というわかりにくい指示や、「もうちょっと……ええと……」というあいまいな指示を出してしまい、 Aさんたちから「聞こえないよ!」「その言い方だとどうしたらいいかわかんない!」などの声も響いてきました。

そこで、KAZ先生が「フィードバックはどうやるんだっけ? チームで振り返ってみよう」と声をかけると、 はっと思い出したようで、「もっとこういう風にしてほしい」「じゃあ僕はこうするね」など、前向きで積極的な話し合いができるようになってきました。

そして、3チームの声が飛び交って聞き取りにくいことへの対策として、

 ・最初に名前を呼びかける
 ・進む方向+進む歩数を具体的に指示する

という案が出て、「○○(名前)、右に2歩進んで!」というわかりやすい指示が出始めました。“もっと一緒に良くなろう”という気持ちのもと連携が進み、チームがどんどん進化していきます。

そしてついに、3チーム全てがゴール!

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3.まとめ・保護者の声


< まとめ >
最後に、ワークシートに記入しながら、1日の振り返りを行いました。
KAZ先生から
「フィードバックをしてどんどん改善できたね。次のレベルに行けたね。
落ち込むんじゃなくて、次どうやればいいんだろうってお互いフィードバックをする、っていうのを続けてほしいと思います」とのお話があって、長い1日が終了しました。

最後はハイタッチ&ハグでお別れ!

チームビルディングの中で重要なのは、“どのように前向きに話し合い、協力できるか”なのですね。

< 保護者の声 >
大人のセミナーのように座学中心かと思っていたけど、みんなでわあっと遊んで、その中に振り返る要素があって、良い意味で裏切られました。
こういう内容だと子どもが飽きないです。
私は学校の参観日になかなか行けないので、家では見られない子どもの姿が見ることができて良かったです。
うちの子、外だと意外とちゃんとしゃべっているなあと思いました(笑)。
考えて行動する力を身に付けさせたいけれど、今日学んだことをどうやって日常生活に生かせるかが今後の課題ですね。



文:学研ゼミイベントSTAFF/本間

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